台湾のコーヒーはなぜ美味しいのか?

2016.12.29
サムネイル

こんにちは。LIGHT UP COFFEEの川野です。この12月僕は台湾を訪れ、現地のコーヒーシーンを体験し、台北の人気コーヒーショップSingle Origin espresso & roastでゲストバリスタを行ってきました。今回は僕が見てきた台湾のコーヒー事情についてレポートしたいと思います。

 

15774828_1199459633466299_3136118781711673126_o

▲ゲストバリスタには台北中からたくさんのコーヒーファン、そしてバリスタの方がいらしてくれました。現地の生の声、そして味作りなどたくさん学ぶことがありました。

 

なぜ短期間で台湾のコーヒーが成長しているのか?

2016年、World Barista Championship で優勝し、見事バリスタ世界一に輝いたのは台湾のバリスタ、Berg Wu氏。まさに今台湾のコーヒーは世界の注目の中心にあるんです。なんでここ最近台湾のコーヒーはここまで熱気を帯びているのでしょうか?

台湾ではもともとの強いお茶文化があり、みんな飲み物へのこだわりが人一倍あります。一般のお客さんでもコーヒーの味への感覚も人一倍。これは酸味がシャープだね、とか、自分は甘さの余韻が好きだとか、味を的確に捉えていました。
そして、外食文化が強いこともあって、たくさんのレストラン、そしてお茶屋さん、最近だとタピオカミルクティーやジューススタンドなどの飲み物専門店が所狭しと乱立しまくつています。そんな背景もあって、コーヒーを飲む時は専門店でしっかりと楽しんで、求める味のレベルもとても高いんです。

 

img_0169

▲おしゃれなジュースバーも現地ではとっても人気。外食ついでにサクッとドリンクだけ買う文化が強いみたいです。

 

また、飲食業界の月給は約9-10万円。アルバイトは時給3-400円ほど。ただ一方でコーヒー1杯の価格はほぼ日本と同じ、、、!そう、経営者の取り分が多いように感じます。そんな中で、現状に満足するスタッフは少なく、台湾製の安価なコーヒー器具や焙煎機も充実していることもあって、ほとんどのバリスタが強い独立志向を持っているようでした。そんなこともあり最近では小さな自家焙煎店、マイクロロースターが乱立しては淘汰され、コーヒーショップの激しい競争が繰り広げられていました。修行して独立という流れが多いため、同じコーヒーショップ出身だったり、一緒にコーヒー豆を買い付けたりなど、コーヒーショップ同士の横のつながりもとても強いように感じました。

 

15723451_1199459360132993_3763259233413001267_o

▲ただもちろん、日本のコーヒーだって負けていませんよ!今はアジア中でコーヒーの質にこだわる流れが進んでいるようです。LIGHT UP COFFEEのコーヒーもみなさんにとっても喜んでもらえました。

 

ローカルフードとコーヒーの味の関係性

台湾で人気なコーヒーは、ナチュラルと呼ばれる精製方法のコーヒー。生産時に、収穫した果実のまま乾燥させることで、マンゴーやベリーのような熟した果実感独特の発酵感が特徴となるとってもフルーティなコーヒーです。LIGHT UP COFFEEではエチオピア コンガ ナチュラルがこのナチュラルプロセスのコーヒーです。
なぜナチュラルが人気なのかと聞いてみると、台湾では日常的に発酵食品やパッションフルーツを楽しんでいるため、親しみのあるテイストがコーヒーでも好まれるんだとか。考えてみると、日本で馴染みのあるフルーツはオレンジやリンゴ。コーヒーもそんなクリーンで柔らかいテイストのコーヒーが好まれているような気がします。

 

img_0254

▲素材にこだわる台湾では生豆商社も充実しているよう。どの店も素晴らしい質の豆を揃えていました。

 

台北のオススメコーヒーショップ

台北だとオススメはこの3店舗!訪れた際にはぜひ行ってみてください。

 

Fika Fika Cafe

img_0255

 

 

img_0248

北欧で開催されている焙煎の世界一を決める大会、Nordic Roaster 2013で優勝したコーヒーショップ、Fika Fika Cafe。北欧風の広々とした店内には現地の人や外国人もたくさん集まる。2016年12月29日に台北に2号店をオープン。今ノリに乗っている、みんなが認める人気自家焙煎コーヒーショップです。

 

Single Origin espresso & roast

img_0225

 

73c531d2e4bfbf92f8a9ad278165e6142e72d6fa

 

 

僕、川野がゲストバリスタをさせていただいた、自家焙煎コーヒーショップ。シングルオリジンにこだわり、すべてのシングルオリジンでエスプレッソを提供。とってもフレンドリーで優しい空間では店員さんとの距離も近く、穏やかにコーヒーを楽しめるお店。2016年は台湾バリスタチャンピオンシップでも優勝した実力も兼ね備えた若い人気店。

 

The Lobby Of Simple Kaffa

img_0256

 

img_0259

 

Single Origin espresso & roastのすぐ近く、ホテルのロビーにある自家焙煎コーヒーショップ。今年のバリスタ世界一になったBerg氏もこのSimple Kaffaの豆で優勝しています。

 

 

台湾のコーヒーは1/11のパブリックカッピングで

今回持って帰ってきた台湾のコーヒーショップのコーヒーは、1/11に開催のパブリックカッピングに並べる予定です。無料で自由にすべてのコーヒーが飲み比べできる、コーヒーの試飲会です。エチオピア産のゲイシャ、グアテマラ産のゲイシャなど珍しい豆も並びます。今アツい台湾のコーヒー、味見したい方はぜひ1/11夜18時に直接店舗までお越しください。

パブリックカッピングについて詳しくはこちら。http://lightupcoffee.com/events/1975/

%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89-32x-1001