コーヒーはフルーツ!農作物として楽しもう

2016.05.14
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コンビニやスーパーなど、日常に当たり前のようにあるコーヒー。実はもともとこんなフルーツだったって皆さんは知っていましたか?

 

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とっても色鮮やかで美味しそうな見た目ですが、これはコーヒーの実。コーヒーノキから採れる果実で、サクランボに似ているためコーヒーチェリーと呼ばれています。この果実の種の部分がコーヒー生豆となり、それを焙煎することで見慣れた茶色いコーヒー豆となるのです。

 

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▲果実の中に、対になった種が2つ。これを洗って乾燥させて火を通すと、いつもの見慣れた茶色いコーヒー豆になるんです。コーヒーはもともと果実なので、フルーツのテイストを持っているんですよ!

 

膨大な人の手がかかったコーヒー豆

そうは言っても、実際の生産工程はそう簡単ではありません。

コーヒーは苗木を植えてから果実が収穫できるまで3−4年。その後は毎年1度ジャスミンのような香りの白い花を咲かせ、花が散った後に実がなり、赤く熟していきます。そう、収穫期は年に1度。1年かけて育て続けるんです。

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熟したフルーツが甘く美味しいのは、種も一緒。より美味しくつくるために、熟した果実だけを手で収穫していきます。もちろん、機械で丸ごと収穫してしまう方法もありますが、熟した美味しいコーヒーほど高い値段で買われるのです。

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収穫したコーヒーチェリーは、機械で果肉を剥がされ、種の部分を水に半日つけこまれ、表面のぬめりを取って水洗されます。

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まだまだ終わりではありません。洗ったコーヒーは今度は乾燥場に運ばれ、1−2週間かけムラなく乾燥させるのです。1日何百キロも水洗場と乾燥場を往復。もちろんここまですべて人の手作業です。

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▲乾燥したコーヒー豆には大きさが不揃いのものや、形がいびつなもの、虫に食われているものなどもあり、質を整えるために、1粒1粒手で選別します。

 

ここまで丁寧に精製されたコーヒー豆がその風味を評価され、日本やアメリカなどの消費国に買われ、最後に種のまわりの殻を脱穀して、薄緑の生豆の状態として船で送られるのです。

 

引き渡された作り手の想い

これだけ時間と労力をかけ丁寧に作られたコーヒー豆。農家がここまで頑張るのは、作り手としてのプライドと、美味しければその分評価され高い値段で買われる仕組みがあるからです。

そんな想いが詰まったコーヒー生豆を、飲める状態のコーヒー豆にするのがロースター(焙煎士)の仕事。生豆の状態では草のような匂いでとても硬く飲めないので、焙煎機でコーヒーに火を加え、香りや酸味、甘味を適切に引き出し、飲める状態にしてあげます。

▲これがコーヒー生豆。竹や草のようなツーンと青臭い匂いがします。

 

ここで火をかけすぎると焦げてしまいます。焦げてしまえばどれも苦いコーヒー。もちろん火が足りなければ青臭いコーヒーに。素材の出来を活かすも殺すもロースター次第。

LIGHT UP COFFEEとしては豆を焦がさず、だれがどこでどうやって作ったのか、その産地ごとの個性をそのままみなさんに伝えたいと考えています、が、もちろんその焙煎の考えはお店それぞれ。

 

ようやくできあがったコーヒー豆をバリスタがグラインダーで粉にし、お湯をかけコーヒーの液体となってみなさんの手に渡るのです。

 

コーヒーを農作物として楽しもう

1杯のコーヒーができるまでに、これだけの手間と労力、そして想いが込められているんです。せっかくなら、その農家さんが突き詰めた農作物として、コーヒーを楽しんでみませんか?

国、地域、農園によってつくり方も違えば品種や気候も違う。またまたその年の出来によって毎年違う。違うことがとっても面白い。それぞれの個性が豊かで、コーヒーはとにかく魅力的なんです。

その素材ごとの風味の違いに注目してコーヒーを楽しんでみると、視野が1歩広がるかもしれません。

 

 

吉祥寺LIGHT UP COFFEEでは飲み比べセットとして、産地ごとのまったく風味の違う3種類のコーヒーを飲み比べられるセットも提供中です。

また、ご自宅でも楽しめるコーヒー豆の産地ごとのシングルオリジン飲み比べセットも店頭・WEBで販売中!。

ぜひ比べて好みを見つけてみてください!

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