素晴らしい質感を持ったブラジルのコーヒーが登場、「ファゼンダ ドゥ セラード」
FAZENDA DO SERRADO - BRAZIL
厚みのある質感が素晴らしいコーヒー。ヌガーの甘さの中に、りんごやオレンジの果実味が包まれ、とろりとした口当たりが全体をまとめ上げる。
生産地: Carmo de Minas
農園: Fazenda Do Serrado
生産者: Caio Pereira
標高: 1,100-1,200m
精製: Pulped Natural
品種: Yellow Bourbon
生産ストーリー
セラードは、ブラジルのミナスジェライス州カルモデミナス市にある小さな農園です。ホセ・アントニオ・ペレイラ氏、妻のヴァレリア氏、息子のカイオ氏、フェリペ氏の5代目が農園を切り盛りしています。コーヒーがこの農園のメインであり、唯一の焦点ではありません。私たちはコーヒーが大好きで、毎年、より高い品質を作るために努力しています。農園の標高は1100〜1200メートル。栽培している品種は、アカイア、ムンドノーボ、イエローカトゥカイ、イエローブルボンです。コーヒーは、チェリーが床に落ちないようにハンドマシンを使いながら、手摘みで収穫されます。
コーヒーは1日に3回集められ、工場に運ばれて、ナチュラル、フルウォッシュド、ハニー、パルプドナチュラルの4種類に加工されます。コーヒーだけでなく、持続可能性を求めて乳牛も飼っており、コーヒー農園で必要な肥料のほとんどを供給しています。また、コーヒーとミルクの生産に必要なすべての電力を供給する太陽光発電所も持っています。
収穫後、未熟豆と完熟豆を選別し、果肉除去後に3日-4日間パティオに広げて乾燥させ、その後機械乾燥させます。水分値が、30%〜16%、16%〜11.5%までの2段階に分けて乾燥させます。この2段階の乾燥の間に、水分値を均等にするために、木製のサイロで1週間ほど寝かします。
<バイヤーコメント>
3年目のカイオ氏のパルプドナチュラル。まだまだ年々クオリティが上がっていっている感じで、まだまだ楽しみな農園。農学者でもあるカイオがいろいろ発酵の研究にも着手しているため、これからのパルプドナチュラルが楽しみです。
今年は、収穫のタイミングで雨が降ってしまい、チェリーが割れて少しクオリティの低いものが多くできたため、スペシャルティグレードのロットの量はかなり少なかったようです。それでも弊社に提供してくれたカイオに感謝!
引き続き彼らとの絆を深めていければと思っております。