圧倒的透明度とバランスを兼ね備えたブラジルの優良農園、「サン ジュダス ダデウ」
SÃO JUDAS TADEU - BRAZIL
マカダミアナッツチョコレートの香り豊かな甘さにオレンジや青リンゴのジューシーで爽やかな果実感が駆け抜ける。非常に高い透明度を保ちながら余韻はフローラルな印象が上品。
生産地: Chapada Diamantia, Piata, Bahia
農園: Fazenda São Judas Tadeu
生産者:Antônio Rigno
標高: 1,100-1,200m
精製: Pulped Natural
品種: Catuai
生産ストーリー
Bahia州のChapada DiamantinaにあるSão Judas Tadeu農園は25年以上のキャリアを持つAntônio Rigno氏によって経営されています。この地域は、気温が冬の間に2度から18度まで変わり、品質の高いコーヒーの生産にとても良い環境を持っています。
オーナーは環境を汚染しないよう、農薬の使用やパッケージのリサイクルなどについて技術的に労働者の指揮をとり、サステイナブルな方法でコーヒーを植えようと試みています。彼は農園の周辺に木を植え、周辺の家族に仕事を提供しています。収穫は手作業で行われ、“panhadeiras de café”と呼ばれる女性達が主に行います。
一日に二回、収穫されたコーヒーの実はプラスチックのボールの中に集められ、その後果肉除去機までトラクターで運ばれます。乾燥はパティオで行われ、コーヒー豆は4センチの層に広げられて日に何度もかき混ぜられます。乾燥したコーヒーは保存管理がしやすいように番号のついたロットに分けられます。
土づくりや苗木の育成の段階からSão Judas Tadeu 農園では高品質なコーヒーの生産を可能にするための素晴らしい気配りがあり、こうした取り組みはAGRIPECの技術者によって監督されています。Antônio Rigno氏は最終的に最高のクオリティを持ったコーヒーを生み出すため、常に整ったインフラ(果肉除去機、乾燥機、日陰干しのあるパティオなど)に投資をしようと努めています。BSCA品質顧問のシルビオ・レイチ氏が選んだ品質です。
・2021/2022crop info
上質なチョコレートと白ブドウ、オレンジピールの印象や非常に滑らかな質感が一貫する。カカオやオレンジリキュールの余韻が香り高く残る。