穏やかさの中にテロワールがしっかり感じられる東ティモールのコーヒー「ファトゥベシ」
Fatubessi Estate - East Timor (定期便限定)
洋梨の穏やかな果実感にアメリカンチェリーが顔を出す。シロップを思わせる口当たりでハーバルな印象が優しく膨らみ、余韻まで続く。
生産地: Ermera
生産者: Small Holders
農園/精製所: Fatubessi Estate
標高: 1,400~1,600m
精製: Fully Washed
品種: Typica
生産ストーリー
ファトゥベッシ農園は、東ティモールのエルメラ県ハトリア副地区のスコ・ファトゥベシに位置しています。
3,000ヘクタールに広がるこの農園は、1927年にアラビカ種とロブスタ種の自然交配種「Hibrido de Timor(Timor Hybrid/以下、HDT)」が発見された場所として知られています。HDTはコーヒーの木の葉を黄色くしてしまう「さび病(CLR)」への耐性をもっており、大きな被害をもたらしたさび病から世界中のアラビカ種コーヒーを救ううえで重要な役割を果たしました。
ファトゥベッシ農園は標高1,300〜1,900メートルの高地に位置しており、肥沃な火山性土壌に恵まれていることから、HDTやTypicaなどの栽培に理想的な環境となっています。この農園で育てられるHDTやTypicaなどの品種は、なめらかで程よい甘さ、穏やかな酸味、チョコレート・キャラメル・スパイスの風味を持っています。現在、この農園はTimor Global LDAによって運営されており、自然な有機栽培によって高品質なコーヒーの生産を目指しています。同社は政府支援のもと、かつて他国の占領により落ちこんだしまった農園の生産性を回復させる再生プログラムを主導しています。そのプログラムと並行して農園の自然有機栽培を行っています。
また農園のプロジェクトにより、耕作効率を高めるための等高線整備や段々畑(テラス)の最適化が行われており、環境面・経済面の両方で長期的な持続可能性を確保するようにしています。