バリ島コーヒー農園ツアー2023開催のお知らせ
【6月〜7月の開催日程を追加しました】
コーヒーの生産をまるっと体験する、農園滞在の3日間!
この度、インドネシア バリ島のコーヒー農園にて、収穫から精製まで、農園に滞在しながらコーヒー生産のすべてを体験する、2泊3日のツアーを開催いたします。
ご参加申し込みはこちら
今年の4~5月に開催した時の様子も記事にまとめました。
https://lightupcoffee.com/blogs/magazine/balifarmtourreport_2023
農園の紹介
今回のツアーで訪問する農園は標高1,300mほどの農園。自分達の農園なので、カゴを持ってみんなで収穫したり、チェリーの味を味わってみたりと、実際に農家さんのように収穫を体験します。
育っている品種はアラビカ種で、バリ島のローカル品種である Kopyol、Kartika, Cobraといった品種。どれも果実感や甘さがしっかりあり、チェリーの糖度も18ほどまでいく、素晴らしい風味の品種です。
精製所の紹介
インドネシア バリ島の北部、聖なる山のバトゥール山の麓に、私たちが2018年より一緒に生産を行う精製所はあります。
コーヒーチェリーの熟度選別用の台に、小さな皮むき機、水洗用の桶と、発酵用の小さなタンク、1つの外の乾燥台と、3つの乾燥用グリーンハウスだけを揃えた精製所です。
▲乾燥中のナチュラルプロセス
ここで、このバリ島で一番おいしいコーヒーをつくろうと、周りの農家さんと自分達の畑からチェリーを仕入れ、毎年ウォッシュトとナチュラルの2つの精製をメインに生産を行っています。
農園でみんなで収穫してきたチェリーはこの精製所に運び、みんなで皮むきから発酵、水洗、乾燥までを体験します。発酵中のコーヒーの香り、発酵後のコーヒーの味、実際に味わいながら、見学ではなく実際に五感を伴ってコーヒー生産を体験します。
▲精製所の皮むき機「パルパー」
滞在施設の紹介
夜は精製所の隣に建てた宿泊用のヴィラに泊まります。完全に農園の中に泊まり、まさにコーヒー生産と一緒に暮らす3日間になります。
▲農園の中にあるドミトリールーム
▲ヴィラの横には休憩小屋、最終日はここでBBQします
朝昼夜と全食事は現地の料理でバランスよく用意いたします。2日目の夜はヴィラの横でみんなでBBQをする予定、最終日は雨じゃない限りバリのビーチでシーフードを楽しむ予定です。
▲泊まるヴィラからの朝の景色、日の出が絶景なので早起きしましょう
▲2019年に開催した時の農園ツアーのBBQ後の様子
精製所とツアーのこれまで
LIGHT UP COFFEEの代表川野が初めて訪問したコーヒー農園がこのバリ島でした。チェリーの品質は素晴らしいため、精製方法をさらにアップデートすることで、アジアでも風味の素晴らしいスペシャルティコーヒーが作れるのでは、と2016年からプロジェクトを始めました。
はじめは、農家さんごとに精製方法を一緒に研究して、レシピを作り、精製を行ってもらっていたのですが、もっと効率的かつ多くの農園のコーヒーを美味しく仕上げたいと、2017年にクラウドファンディングを実施し、2018年より精製所をオープンさせました。
素晴らしい農園の景色と、楽しいコーヒー生産の体験をみなさんにも届けたいと思い、2019年の夏に第一回目となるバリ島でのコーヒー農園ツアーを開催いたしました。50名近い方にご参加いただき、帰りの日には涙を流すご参加者もいたほど心に残る体験となったツアーですが、コロナを境目にしばらく実施ができずにおりました。
現地ではコロナ以降、COE(カップオブエクセレンス)と呼ばれるアジア初のコーヒーの国際品評会も開催されるなど、コーヒー生産での品質への追及も盛んになりました。私たちもCOEには出品し2021年は惜しくも0.1点ほど足りずにNational Winnerの受賞となりました。
海外渡航がしやすくなった2023年、改めてコーヒー農園のすべてを体験するツアーを実施いたします。
プログラム
農園での収穫、精製を含めた、下記のような2泊3日のツアーで用意しています。
※お申し込みいただいた方には別途、集合場所や日程の詳細をお送りいたします。
皆様のその場での要望に合わせながら柔軟にご案内していきたいと思っていますので、細かい内容に変更や追加がある場合がございます。
食事は、1日目の昼・夜、2日目の朝・昼・夜(BBQ)、3日目の朝・昼・夕(ビーチ)をすべてご用意しています。(延泊の方には+朝・昼・夕)
Day1:
9:00 デンパサール空港集合、車で拠点となるカフェに移動
午後 カフェのツアー、時間あれば近い農園に訪問など
Day2:
朝から農園でチェリーの収穫
精製所にもどって皮むきと発酵まで
BBQ
Day3:
発酵の確認、コーヒーの水洗、乾燥
ビーチで食事
18:00ごろ デンパサール空港で解散
Option: +1日延泊
追加で農園にもう1泊し、周りの農園もゆっくり訪問できる延泊プランもご用意しています。(延泊での翌日の体験内容は、E-bikeで農園に行ったり、精製をもっとみたりと参加者の皆様のご希望になるべく合わせますので、柔軟に農園側で時間を過ごすイメージでいただけたら幸いです。)
▲拠点としているカフェからの景色、奥に見えるのがバトゥール山で、下に見える建物が私たちの精製所と宿泊ヴィラ。
▲精製体験は、収穫したチェリーの水洗、選別から、全て一緒に行います!
概要
今回の2023年のツアー募集第一弾では下記の3日程で開催いたします。
開催枠1: 4月22日(水)〜4月28日(金)定員15名 [付き添い: 川野優馬]開催枠2: 4月30日(日)〜5月2日(火)定員15名 [付き添い: 三井優紀]開催枠3: 5月4日(木)〜5月6日(土)定員15名 [付き添い: 三井優紀](上記は募集終了)
開催枠4: 6月22日(木)〜6月24日(土)定員15名 [付き添い: 川野優馬]
開催枠5: 6月26日(月)〜6月28日(水)定員15名 [付き添い: 大西陽]
開催枠6: 6月30日(金)〜7月2日(日)定員15名 [付き添い: 大西陽]
開催枠7: 7月4日(火)〜7月6日(木)定員15名 [付き添い: 大西陽]
すべて、午前9:00にデンパサール空港集合、午後18:00にデンパサール空港で解散となります。(解散の時間は、全員のフライトの時間に合わせることはできないかもしれませんが、市内で早い時間に降ろしたり、解散時間を少し早めたりなどできる限り柔軟に調整したいと思っています)
メンバー紹介
川野優馬(Kawano Yuma)
担当 開催枠4: 6月22日(木)〜6月24日(土)
LIGHT UP COFFEE代表。大学在学中にコーヒーの魅力に取り憑かれ、2012年ラテアート全国大会で優勝。その後シングルオリジンコーヒーと出会い、焙煎機を購入し家で自家焙煎をはじめ、美味しいコーヒーで世界を明るくする「LIGHT UP COFFEE」を吉祥寺にオープン。アジアのコーヒーを美味しくしようと、バリ島やベトナムでコーヒー生産も行っている。
大西陽(Onishi Akira)
担当 開催枠5: 6月22日(木)〜6月24日(土)
開催枠6: 6月30日(金)〜7月2日(日)
開催枠7: 7月4日(火)〜7月6日(木)
ヨーロッパを中心にファッションデザイナーとして活動後、2012年帰国。 複眼的な視点を持ったデザインを行いたいという想いから、分野の垣根を超えた接点を持つ食の分野に興味を抱く。2o14年よりFabCafe Tokyoでディレクター、リードバリスタ、コミュニティマネジャーとして勤務し、FabCafeに集まる多種多様なコミュニティと多くの企画やプロジェクトを立ち上げる。現在はフリーランスのクリエイティブ・ディレクターとして活動している。インドネシア、ラオス、ベトナム等のアジアを中心としたコーヒー農園でのプロジェクト経験がある。
三井優紀(Mitsui Yuki)
担当 開催枠2~4(募集終了)
学生の時にバリスタとしてLIGHT UP COFFEEで修行、ベトナムの農園に半年で3回訪問して得たことを卒論に綴る。 現在は大学院でインドネシア・バリ島のコーヒー生産と宗教理念の関係について研究。
バユさん
担当 全日程
バリ島生産チーム代表。精製所を一緒につくり、精製の管理や焙煎も行っている。
価格
現地集合現地解散で、2泊3日、8食付きで98,000円です。
オプションとして、農園のヴィラにもう1泊し他の農園も訪問できるプランを+20,000円にてご用意しています。
*航空券の取得はご参加者様自身で行っていただく必要がございますのでご注意ください。
*前入り、解散後の市内での観光など、行きと帰りの便や前後の滞在などはご自由にお楽しみください。
▲発酵前のコーヒー。精製の過程をリアルに味わっていただけます。
お申し込み
ご参加はこちらの販売ページよりお待ちしております。(先着順、埋まり次第終了)
前回のツアーの様子
前回2019年に開催した際のバリ島コーヒー農園ツアーの様子を動画にしてYouTubeに公開しておりますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
ツアーの説明&農園と精製報告イベント
バリ島の農園のことをもっと知りたい、アジアのコーヒー生産の現状を知りたい、ツアーについて直接知りたいという方のために、2023年5月14日(日)13時より、オンラインにてトークイベント「コーヒー農園勉強会」を開催します。
イベントの詳細はこちら
質疑応答の時間もとっておりますので、ツアーご購入を検討されている方はぜひお気軽にご参加ください。この当日までにオンラインツアーをご購入の方には、無料でイベントのアーカイブ動画も後日お送りいたします。
渡航について
2023年5月現在、日本からインドネシアへの入国は、入国日14日前までに2回以上のワクチン摂取 で可能となります。日本への入国は書類なく入国(帰国)が可能になりました。
渡航に関して必要なものは以下になります。
・ワクチン摂取2回以上であることが記載された海外渡航用の「新型コロナワクチン接種証明書」、もしくは、連携済みの「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」(2回目摂取は入国日の14日以上前が必要)
・パスポート(有効期限内であることをご確認ください)
・アプリ「SATUSEHAT」のダウンロード
また、インドネシア入国にはVISAの購入が必要です。インドネシア到着前にオンラインで、または、到着後に窓口にて、ビザ・オン・アライバル(VOA)を申請・取得して入国することができます。(50万ルピア=4400円ほど。クレジットカードでも支払い可能)
入国などに関する詳細はこちらの「在インドネシア日本大使館」のページよりご確認ください。
到着後の現地では、お土産の購入用以外は現金の支払いはなくお過ごしいただけます。
よくあるご質問
Q.
ワクチン打ってないと行けない?
A.
入国14日前までの2回接種で渡航可能です。日本への入国時のルールでは4月29日より、ワクチン接種証明書もPCR検査も不要となりました。日本からインドネシアへの入国ルールが上記ワクチン2回接種証明書となりますので、こちらが必要となります。5月以降こちらのルールも変わる可能性はあるかもしれません。
Q.
来年の開催は?
A.
渡航や現地の状況も踏まえて、できる限り開催に向けて計画していきたいと思っております。
Q.
延泊の内容は?
A.
基本的にバトゥールの拠点のカフェを中心に自由に過ごしていただけます。農園に行きたい、精製を見たいなど、皆さんのご希望に合わせて柔軟に決められたらと思っています。農園まではE-bike(電動自転車)で移動していただいたりもできます。
Q.
服装は?
A.
空港近くの南部は30度くらいで暑いですが、拠点となる北部の山の付近は夜20度以下まで下がることがありますので、上着をご用意ください。また山の天気は変わりやすく、雨が降ることもございます。ウインドブレーカーや防水ジャケットなどあると、収穫時なども安心だと思います。
Q.
現地の方とのコミュニケーションは?
A.
英語でカフェや精製所のメンバーとお話しできますが、付き添いとして参加している日本人が通訳もいたしますし、農園や精製についての説明もいたします。日本語だけでも十分に楽しくご参加いただけるツアーになっております。
Q.
滞在の生活はどんな感じ?
A.
ドミトリーの宿泊ヴィラに滞在します。横にはトイレとシャワー。シャワーは温水が出ます。シャンプーや石鹸などは各自お持ちください。ドライヤーは貸し出しが可能です。
宿泊の部屋にはコンセントもあり電気も自由にお使いいただけます。日本のコンセントプラグもアダプターなくそのまま刺してお使いいただけますが、200Vですので電圧だけ対応している器具かは事前にご確認ください。
WIFIは拠点とするカフェで自由にお使いいただけます。さらにオンラインで購入できるeSIMや、空港でのSIMカードなどで、現地の電波でインターネットをお使いいただくこともできます。
Q.
空港集合の前、解散の後はどうすればいい?
A.
前泊や後泊などご自由にお過ごしいただけます。ご参加者には空港まで歩いていけるおすすめのドミトリーのホステルなどの情報も共有いたします。飛行機の遅延などある場合もございますので、基本的に前日までにバリ島に入っていただくことをお勧めします。解散後も自由にお過ごしいただいて大丈夫です。飛行機はskyscannerなどの検索サービスでお好きな便をご予約いただけたらと思います。飛行機やツアー外の宿泊などに関してもできる限りご質問にお答えいたしますので、不安な点がある方はお気軽にご質問いただけたらと思います。
他ご質問はこちら
バリ島コーヒー農園ツアー2023に関するご質問は、こちらの専用フォームよりお問い合わせください。