電動グラインダー Ode Gen2とVaria VS3を比較レビュー!
こんにちは。LIGHT UP COFFEEです!
今回は家庭用グラインダーの中でも人気の高い2モデルFellow Ode Brew Grinder Gen 2(以下Ode Gen2)とVaria VS3を比較し、それぞれの特徴や使い心地、そして味の違いを紹介します。
ぜひ、お家でコーヒーをより楽しむためのご参考にしてみてください!
Fellow Ode Brew Grinder Gen 2
アメリカ シリコンバレー発のコーヒー器具ブランド Fellowがつくる最新の家庭用電動グラインダー
Varia VS3
香港を拠点としたコーヒー器具メーカーVariaが提供する、家庭用上位機種の電動グラインダー
挽き目の調整方式
コーヒーを美味しく淹れる上で重要なポイントの1つは、コーヒー粉の挽き目の細かさです。
コーヒーを抽出する器具や、豆の焙煎、エイジング、出したい味わいなどによって挽き目を調整することで、よりコーヒーの個性を引き出し、楽しむことができます。
Ode Gen2は31段階のステップ式調整を採用しています。ダイヤルを”カチカチ”とクリックして調整していく為、どの挽き目で挽いたか再現しやすいのが魅力です。
一方、Varia VS3は無段階調整を採用しており、基準となるメモリの記載はあるものの、”5.1メモリと5.2メモリの間”など、好みに合わせた微調整が可能です。
豆の最大容量
次に比較するのは、一度に投入できる豆の容量です。
それぞれの見た目からも想像できるかもしれませんが、ここはそれぞれ特徴が分かれる部分でもあります。
Ode Gen2は1度に100gほど挽くことができる為、ドリップであれば家族や友人の分までまとめて用意することもできます。また、ドリップのみならず水出しコーヒーや、コーヒーメーカーなど、数十g必要とするような場合にも重宝しますね!
Varia VS3については一度に30gまで挽くことができ、ドリップであれば1~2杯分に適しています。容量でいえばOde Gen2より小さくなりますが、その分コンパクトな設計になっており、小スペースでの使用にピッタリになっています。
刃の形状について
グラインダーを検討する上で重要な要素の1つが刃の形状です。Ode Gen2とVaria VS3では採用している刃の形状から異なり、それが味わいの特徴にも影響しているといえそうです。
Ode Gen2は64mmのフラット刃を採用しています。
フラット刃とは、2枚の平らな刃が重ね合わせられるように配置され、その隙間を豆が通って砕かれていく仕組みの刃のことです。2枚の刃の隙間の幅を広げたり、狭めたりすること
により粉の粒度を調整しています。コーヒーは、粉の粒の形状によってどう水を吸いよせ成分を溶け込ますかが変わってきて、フラット刃で挽かれた粉は一般的には直方体のような
少し薄い粒の形になると言われています。
Varia VS3はコニカル刃を採用しています。
コニカルは円錐という意味でその名の通り円錐型の刃と、それに噛み合う型の刃が重なって構成されています。コニカル刃で挽かれた粉は多面体的な形になり、フラット刃で挽かれた粉よりも相対的に成分が出やすいといわれています。その為コーヒー豆の個性が出やすく、酸や甘さが引き立ちやすい一方、コーヒーを淹れる際に成分を出し過ぎてしまうと雑味や苦味が出てしまうリスクもあるといえそうです。
よって、比較的にOde Gen2は「より透明感があり、穏やかな味わい」を表現しやすく、雑味や苦味が出てしまうリスクが少ない傾向にあり、Varia VS3は「酸や甘さの明瞭度が高く、抑揚のある味わい」を表現しやすく、豆の個性をより体現できるグラインダーであると考えています。
比較まとめ
以上の観点の比較から、
Fellow Ode Brew Grinder Gen 2がおすすめなのは、
・一度に大量に豆を挽く機会があり、コールドブリューやコーヒーメーカーも楽しみたい人
・透明感があり、穏やかな味わいが好みな人
Varia VS3がおすすめなのは、
・1~2杯ずつコーヒーを淹れる機会が多い人
・より豆の個性を感じるコーヒーを楽しみたい人
どちらを選んでも、よりコーヒーが楽しくなることは間違いなしです。
LIGHT UP COFFEEのオンラインストアでは、今回紹介したFellow Ode Brew Grinder Gen 2とVaria VS3の両モデルを取り扱っています。ぜひチェックしてみてください!