カリタウェーブドリッパーとおすすめレシピ
こんにちはLIGHT UP COFFEEです!
今回は、私たちが店舗でも使用しているカリタウェーブドリッパーと、そのおすすめレシピについてご紹介します!
ウェーブドリッパーとは
はじめに、カリタウェーブドリッパーについて簡単に紹介します。
ウェーブドリッパーはコーヒー器具総合メーカーのKalitaの代表的な製品です。
形状の特徴として、ドリッパーの底が平たく、3つの穴が空いています。
またフィルターにはウェーブフィルターを使用するのが一般的で、側面に20のウェーブがあるのが特徴です!
ウェーブドリッパーの種類
現在、ウェーブドリッパーにも複数のサイズ、種類が展開されています。
材質による違い
ステンレス、ガラス、陶器に大きく分類されます。
スレンレスの中でもトラディショナルなドリッパーと、燕三条の職人が手がけるステンレスドリッパーがあったり、ガラス製はカラーバリエーションが豊富で、陶器は波佐見焼きや美濃焼きが展開されています。
厳密にはそれぞれの材質により保温性が変わったり、ドリッパー底の凹凸の有無、穴の位置が異なることでお湯の抜けの速さに違いがあったりします。
抜けが早いからいい。遅いからいい。とは一概には言えず、好みの味わいや淹れ方に合わせて選ぶのがよいと思います。またデザインや手触り感の好みで選べるのもワクワクしますね。
サイズによる違い
ウェーブドリッパーには2つのサイズがあります。
カリタウェーブ155は1-2杯に適したサイズになっており、カリタウェーブ185は2-4杯淹れるのに優れています。ドリッパーのサイズに合わせてフィルターのサイズも選択する必要があるため要注意。
こちらも厳密にはただ大きさが異なるだけではなく、側面の底に対する角度が異なっていたりします。
ウェーブドリッパーの特徴
ウェーブドリッパーが多くの人に好まれる特徴の1つは、どの豆でも狙ったストライクゾーンに入りやすい「抽出の安定感」だと考えています。
コーヒー豆は産地や品種、焙煎によって豆の硬さも変わるので、同じレシピでドリップしても必ずしも同じ時間でお湯が抜けていくとは限りません。そこがドリップの難しさでもあり面白さでもあるのですが、ウェーブフィルターを使うドリッパーは比較的目詰まりなどが発生しづらく、どんな豆でもブレが少ないのがメリットです。
もちろん円錐型のドリッパーでも豆ごとに調整すれば、基本的にはどんな豆でも美味しく淹れることができますが、そこまで細かな調整をせずともある程度安定する使い勝手の良さが特徴です。
また、かといってただシンプルなだけのドリッパーでは決してなく、目詰まりしづらい特徴を活かしたレシピ構築でドリップを探求できる奥深さもあります。目詰まりしづらい分、後半に注ぐお湯の量を増やしたり、粉を細かくするレシピにすることでフレーバーの分厚さやトロッとした質感、甘さの膨らみの再現にも挑戦しやすいかと思います。
私たちがウェーブドリッパーを使う理由
LIGHT UP COFFEEの店舗でも現在、ウェーブドリッパーの波佐見焼きを使用して抽出しています。
その理由には、先述したようなドリッパーの特性を活かして、私たちが届けたい質感や甘さが感じられ、冷めても飲みやすいコーヒーを表現する為だったり、お店の味を皆さんのお家でも再現しやすくしたいという想いがあります。
私たちが届けたい味わいをより気軽に楽しんでほしい。お家でもお店の味に近づいてほしいという思いから2024年に、より安定感のあり味わいの再現性の高いウェーブドリッパーを導入しました。
その為私たちは、店舗と同じウェーブドリッパーの波佐見焼き(オリジナルロゴ入り)を店舗とオンラインで取り扱っている上、おすすめのレシピも公開しています!
おすすめレシピ
【用意するもの】
・コーヒー粉 15g
・熱湯 (90℃目安) 240ml +湯通し用
【器具】
・カリタウェーブドリッパー
・ウェーブフィルター
・サーバーまたはマグカップ
・電子スケール
・タイマー
【レシピ】
【1投目】0:00 35gまで注ぐ
【2投目】0:30 計90gまで注ぐ
【3投目】1:00 計140gまで注ぐ
【4投目】1:30 計190gまで注ぐ
【5投目】1:50 計240gまで注ぐ
お湯が落ちきるまで、合計2:30~3:00くらいになる挽き目がちょうど良い。
①湯通し
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、全体を湿らせるように注ぎ、お湯を捨てる。
②粉をセット
フィルターに粉にしたコーヒーを入れ、ドリッパーを揺らして平らにならす。
③蒸らし
コーヒー粉全体を濡らすように、35gのお湯を穏やかに注ぎ、30秒待つ。
④ドリップ
上記のレシピの沿って、時間ごとにお湯を注いでいく。
⑤できあがり!
豆ごとの個性をお楽しみください!
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