下北沢焙煎所6周年を記念したコーヒーが登場、ザンブラノ-ホンデュラス
ZAMBRANO PACAMARA - HONDURAS
複雑なフレーバーと上品な甘さが素晴らしいコーヒー。スモモ、赤リンゴ、川中島白桃のフレッシュな果実味から始まり、白餡の甘さが徐々に膨らんでいく。終盤にかけて、これらが和紅茶の印象と共に非常に長く伸びていく。
生産地: Plan del Horno Zambrano, Comayagua
農園: Zambrano
生産者: Jorge Salvador
標高: 1,600m
精製: Washed
品種: Pacamara
収穫期: January 2022 - April 2022
輸出業者: RAGA
生産ストーリー
農園主のホルゲ サルヴァドールさんはコーヒーが大好きで自分の農園を持つ事が夢でした。その夢が実際にコーヒー生産を始める上でモチベーションになっていました。
彼はコモディティコーヒーの生産を約35年前に始め、ある時スペシャルティーコーヒーの存在を知りました。当時はスペシャルティーコーヒーを生産している農家はほとんどおりませんでしたが、コモディティと比べて高値で取引される事を知り、興味を持ち始めました。 現在ほど情報が手に入りにくい中で色々なところで知識を得て、農園を変えることから始めました。
農園面積は3ヘクタールあり、実の父から遺産として受け継ぎました。彼は肥料を年2回撒いて発育不全にならないよう木々を管理し、有機の製品を使ってサビ病の対策も行っています。
発酵プロセスはコーヒーチェリーの段階で28時間、パルピングしてから24時間行います。乾燥工程ではソーラードライヤーを使い、約25日間かけて乾燥させます。今後はコーヒーの生産で得た収入で自分の乾燥機を導入してより高品質のコーヒーを生産したいと考えています。
彼は毎年より良い品質のコーヒーを生産する事が自分のモチベーションになっており、素晴らしいコーヒーを生産していきたいと思っています。