豊かな自然と共存する農園、「サン イグナシオ」
SAN IGNACIO - COSTA RICA
口当たりと甘さの厚みが特徴的なコーヒー。バタークッキーのようなしっとりとした甘さ、リンゴジュースの印象が伸びやかで、口当たりもクリーミー。
生産地: Palmichal de Acosta, Tarrazu
農園: Hacienda San Ignacio
標高: 1,400m
精製: Washed
品種: H10
生産ストーリー
パルミチャル・デ・アコスタは豊かな自然に恵まれた郊外の集落。標高1,100-1,500mの山岳地形で、地域の人々は主にコーヒーで生計を立てています。太平洋岸の気象の影響を強く受け、雨季と乾季がはっきりとした天候が特徴です。 こうした環境の中にサン・イグナシオ農園はあり、敷地の約57%は自然保護地区として保全。その総面積は156ha以上です。
サン・イグナシオ農園はサスティナブルプログラム、SMS(Sustainable Management Services)の支援を受けています。このプログラムは農園の栽培放棄を未然に防ぐことや生産者に新たな機会を提供すること、そして品質と生産性を兼ねそろえた新たな品種を紹介し 生産者にこれからも高品質なコーヒー作りに取り組んで もらうことを目標のひとつにしています。また同時に、参画する農園は運営の効率化を進めるにあたりサスティナブルや農学、社会といった側面を評価する調査に 一緒に取り組みます。この結果はコスタリカ中の小規模生産者にも新たな対応策として順次提供されていくことになります。ひとつひとつの取組は小さなものですが、それが広がることで大きな流れに変わっていく可能性もあります。