初の取り扱いとなるウガンダのコーヒー、「BUGOYE」
BUGOYE - UDANDA
多層的な甘さととろっとした質感のあるコーヒー。品種由来のスモモのような果実味にキャロットケーキの甘さが広がり、ダークチョコレートのような余韻が続く。
生産地: around Rwenzori Mountains National Park, Western region
精製所: Bugoye Washing Station
生産者: Smallholders
主な民族: Konjo
標高: 1,200-1,800m
精製: Washed
品種: SL14, SL28
収穫: Mar - May 2021
生産ストーリー
ブゴエウォッシングステーションはウガンダ西部とコンゴとの国境付近にそびえるルウェンゾリ山の山麓に位置します。 アフリカの数少ない冠雪山であり、世界自然遺産にも登録されているルウェンゾリ山脈の麓一帯は、標高1,800mにも及ぶ肥沃な高地が広がり、高品質なコーヒー生産に適した条件を備えています。
このブゴエWSは2019年に新しく設立されたWSで、スペシャルティグレードは基本的に天日乾燥のみで行っています。機械乾燥はプレミアムグレードなど、より大量生産しているロットの精製時に使用します。(ただし、天候が悪く水分値が下がらない場合は、機械乾燥を使うことがあります)
このロットでは標高の高い農家から購入したチェリーのみを使用しています。この標高の高さがチェリーはゆっくりと成熟させ、甘さ と複雑な風味を生み出します。険しい道でトラックが入れないため農家はチェリーをロバ(ドンキー)に乗せて運搬することから、麻袋にはチャーミングなロバのロゴが入っています。
標高の高い農家から買付けたチェリーをブゴエWSに持ち込みます。
フローティングタンクでフローターを取り除き、比重の重いチェ リーのみを選別します。その後、エコパルパー(水の使用量の少ない環境に優しいパルパー)で果肉除去し、12時間ドライファーメン テーションを行います。そして、カナルでの水洗、10時間のソーキ ングを行い、グリーンハウス内のアフリカンベッド上で15~20日乾 燥させます。ドライパーチメントを2ヶ月間保管し、首都のカンパ ラ近郊のドライミルで脱穀、比重選別、スクリーン選別、色彩選別を経て出荷します。