優しい味わいでバランスの取れたコーヒー、「SENDA SALVAJE」
SENDA SALVAJE - BOLIVIA
優しい味わいでバランスの取れたコーヒー。赤リンゴや焼き菓子の印象で柔らかい舌触りと余韻が続く。
生産地: Loa, Caranavi
農園: Senda Salvaje
生産者: Carmelo Yujra & Rene Biades
標高: 1,780m
精製: Washed
品種: Typica, Caturra
生産ストーリー
ボリビアコーヒー生産地は南ユンガス(タケシ)と北ユンガス(カラナビ、コロイコ)に分けられます。
もともとボリビアではアルティプラーノと呼ばれる、ラパス近郊の高原地帯がスペイン人入植者によって開拓されま した。 そこは金、銀、すずなどの鉱山資源は豊富にありましたが、4000mに近い冷涼で過酷な環境は農業には適しませんでした。 そこでアルティプラーノの住民たちは、肥沃で気温も穏やかで過ごしやすいユンガス地域に「降りて」きました。
先にコーヒー生産が栄えたのはタケシなど、ラパスに近い場所でしたが、よりコーヒーに適したコロイコやカラナビに産業が移ってきました。 そしてカラナビはボリビアコーヒーの首都と呼ばれ、同国コーヒーの一大集散地となりました。
レネーとカルメロ氏の農園はこのカラナビを取り巻く山の中腹にあります。チェリーは真っ赤な実だけを丁寧にセレクトピッキングし、農園の中の小さなウエットミルで生産処理され、サスペンディド・パティオ(棚)にて天日乾燥させます。
特別な化学肥料などは与えず、雑草も手作業で刈り取っていますが、深く緑に輝く葉を見ると、その土地の肥沃さがよくわかります。