タンザニアの今季ニュークロップ第一弾!「イロマ」
ILOMA - TANZANIA
透明度の高い果実感と繊細な甘さが魅力的なコーヒー。
アメリカンチェリーの果実感をオレンジの印象が包み、きび砂糖を思わせる甘さが穏やかに膨らむ。余韻にはフローラルな香りがじんわりと続く。
生産地: Songwe, Mbozi
組合: Iloma AMCOS
標高: 1,870m
精製: Fully Washed
品種: N39,KP423
生産ストーリー
イロマAMCOSはタンザニア南部のソングウェ、ンボジに位置しており、391名のメンバーから構成されています。周辺にある5つの村からチェリーを運び入れており、そのうちのイロンバとマフンボという村の名前を掛け合わせてイロマと名付けられました。
2016年に農家同士が共有できる水洗処理場の稼働を開始させ、3年後の2019年にはより高い品質を求めてコロンビア製のエコパルパーを導入している意欲的なAMCOSです。
代表は村へ電力を供給するための機材やトラックのレンタルを支援している、この地域で尊敬を集めてるビジネスマンでもあります。
水洗処理場に集められたチェリーはアフリカンベッドでプレソーティングした後、完熟したチェリーのみをパルパーで果肉除去します。発酵槽にて24~48時間かけてミューシレージを除去し、洗浄を行っています。乾燥工程の前に8~10時間のソーキングを行っています。
乾燥はアフリカンベッドで行われています。カビなどが生えないようにゆっくりと均一に乾燥させるためにチェリーを重ねる高さ、日差しの強さ、裏返す頻度などを慎重にモニターしながら、約14日間かけてアフリカンベッド上で天日乾燥を行います。

その後、乾燥したパーチメントは倉庫でパレット上に積まれて保管され、ドライミルに運ばれます。