ケニアらしい明るさと優しい甘さが穏やかに続くコーヒー「カリミクイ」
KARIMIKUI - KENYA
明るく柔らかな果実感が心地よいコーヒー。
レッドカラントやアプリコットの果実感が穏やかで、ブラウンシュガーの甘さが心地よい。余韻にはピーチティーがふんわりと香る。
生産地: Kirinyaga
生産者: 600 smallholders
精製所: Karimikui Factory
標高: 1,600~1,800m
精製: Washed
品種: SL-28, SL-34, Batian, Ruiru 11
生産ストーリー
カリミクイ・コーヒー・ファクトリーは1966年に設立されました。6エーカーほどの土地に設立されており、ギスレイア、ギトゥバ、キア・ムグモの村々にサービスを提供しています。

カリミクイがある周辺地域は、肥沃な赤い火山性土壌でありコーヒーの栽培に非常に適しています。年間を通じて気温は13℃から24℃の間で推移し、雨季は年に2回あります。そのうち長雨は3月から5月、短雨は10月から12月にかけてあります。
周辺の農家では主にSL-28とSL-34という品種を栽培しており、これが全生産量の99%を占めています。また、少量ですがRuiru 11も栽培されています。
収穫は11月から12月にかけて行われます。収穫されたチェリーは選別された後に果肉を除去され、その後パーチメントコーヒーは一晩発酵されます。発酵後は洗浄・選別され、P1、P2、P3、Pライト、ポッドにグレード分けされます。最終的に8〜14日間、乾燥棚で乾燥されます。
また、カリミクイは別のファクトリーであるキアンゴイ、キイとともにルンゲト農協組合(Rungeto FCS)を設立しています。
ルンゲト協同組合の農家はケニア山の斜面に位置しており、複雑で風味豊かなコーヒーの生産地で知られています。ここでコーヒーを生産している農園は、標高1,600~1,800mの場所にあります。
カリミクイ・ファクトリーの組合長は、ルンゲト農協組合のすべてのファクトリーに対していくつかの取り組みを導入しました。特筆すべき点としては、すべての水路および発酵槽にタイルを設置したこと、またコーヒーの加工に使用された水を再利用するようにしたことです。