エチオピアの第二弾登場!味わいの移り変わりがきれいなコーヒー「マガリサ レフィサ」
MAGARISSA REFISA - ETHIOPIA
表情の移ろいが丁寧なコーヒー。
黄桃やリンゴの果実感とキャンディーを思わせる甘さが丸い口当たりで膨らむ。余韻には紅茶を思わせる香りと蜂蜜の印象が緩やかに続く。
生産地: Nensebo, West Arsi
生産者: 389Smallholders
精製所: Refisa WS
標高: 1,900-2,100m
精製: Washed
品種: Welisho, Kurume
生産ストーリー
Refisaは、ウェスト・アルシに位置するウォッシングステーション(以下、WS)で、389人の農家がチェリーを収穫、WSに運んでいます。Refisa WSはSNAP Coffee Exportersによって運営されています。栽培されている品種はウェリショ(Welisho)とクルメ(Kurume)です。
SNAP COFFEEは、コーヒーに情熱を持つ起業家ネグセ・D・ウェルディエスによって、2008年にアディスアベバで設立されました。SNAP COFFEEは、ゲデオ地区のチェレレクツとコチェレ地区にある3つのコーヒーのウォッシングおよび加工ステーションを運営しており、ウラガ(グジ)とネンセボ(ウェスト・アルシ)にある提携WSとも連携しています。おおよそ550人の農家が各WSにチェリーを運び込んでいます。
SNAP COFFEEは、スペシャルティコーヒーを一貫して加工することやその加工および洗浄方法に関する必要なノウハウを強い意欲とトレーニングを通じて契約農家に伝えることを大切にしています。また環境面への配慮も大事にしており、精製等で生じた廃棄物をリサイクルシステムに通して環境を保護することも行っています。
SNAP COFFEEは他の事業でも活躍しているビジネスグループです。彼らは電子機器の組立事業とソフトウェア開発会社を運営しています。2017年にECX(エチオピア商品取引所)は、企業がコーヒーを輸出しやすくするために規制を改革し、スペシャルティコーヒーの輸出事業を始めました。現在、年間約78コンテナを輸出しており、約253人の従業員を雇用しています。そのうち13人がスペシャルティコーヒーの輸出業務に携わっています。
・収穫後の加工処理
収穫とチェリーの選別
チェリーは手作業で収穫され、収穫後は手で成熟、未成熟を選別します。
果肉除去と更なる選別
チェリーは伝統的なアガールデ・ディスクパルパー(Agaarde Discpulper)によって果肉除去されます。皮と果肉を取り除いた後、水中に入れたパーチメントコーヒーを機械を使って、密度に応じて2つにグレード分けします。
発酵
発酵は水を使用し72時間行われます。
水路での洗浄とグレーディング
コーヒーは水路で洗浄され、密度によって水中でグレーディングされます。密度の低い豆(低品質)は浮かび取り除かれます。密度の高い(高品質な)豆だけが残り、これらが高グレードのロットとして分けられます。
清潔な水での浸漬
発酵の後、2時間清潔な水に浸漬されます。
乾燥と手選別
その後、コーヒーは2cmほどの層になるよう広げられ、10日間乾燥されます。乾燥後、2〜4時間の手選別が行われます。








