持ち運びできる充電式電動ミル Varia EVOのレビュー
こんにちは、LIGHT UP COFFEEの川野優馬です。
2020年創業のコーヒー器具メーカーVariaから新しく発売された、EVOという電動ミルを今日は紹介したいと思います。
Varia EVOについて
Variaは香港を拠点としたコーヒー器具メーカーです。
ニュージーランド出身で15年以上コーヒー業界に携わったRamseyさんが、2020年に創業したコーヒー器具のブランドがこのVariaです。
EVOは今年2024年に発売された、Variaの新しい充電式電動ミルです。
LIGHT UP COFFEEでも、僕と焙煎チームとで検証した結果、挽き目も素晴らしく綺麗で、特にコーヒーの質感を伴わせて甘さや豆ごとの個性を引き出すことができる、素晴らしいグラインダーでした。
僕はEVO発売後からとても気に入って、友人の家や知人のオフィス、渡航先などでコーヒーを淹れる時には必ず持って行って使っています。
実際に僕が家でも使い続けてみて、感じたいいところを3つ紹介します。
挽き目の精度と調整のしやすさ
まずはやっぱり挽き目が素晴らしいです。
Variaが出している大人気の電動ミルVS3の刃の上位互換の刃が最初から入っています。通常よりも硬度の高い440ステンレスの"Ultra"という刃だそうです。
写真の左がEVOの刃で、右がVS3の刃。カットする面が多いからこそカット性能が上がっています。
粉も均一な挽き目で、雑味なく透明感ある味わいになります。
また、EVOはよりコーヒーの質感が出る印象を持ちました。質感というのは、とろみのような舌で感じる印象だったり、きめ細かく凝縮された印象だったりです。
おそらくこの刃の違いによるものだと思うのですが、質感を伴ってコーヒーを楽しみたい方にはとてもおすすめしたいミルです。
そしてこの挽き目を外部ダイヤルで調整できるのがとてもありがたい。
今までの持ち運び式のミルって、粉受けを開けて内側のつまみをカチカチとひねって調整する形が一般的でした。EVOは外側のメモリを動かすだけで挽き目を140段階以上調整できるので、とても楽に挽き目の調整ができるのが魅力です。
僕のおすすめの挽き目は64番です。
持ち運びのケース
2つめに、持ち運びのしやすさも魅力的です。専用の持ち運びケースに入って届くので、家以外の場所に持って行くときにはこのケースがとても役立ちます。
なかなか手挽きミルでも、ここまでしっかりした持ち運びケースがついていることはないので、傷や汚れなどを気にせず気軽に持ち運べて助かります。
使いやすさへの配慮
そしてVS3の時からそうなのですが、全体的に細かな配慮が行き届いていて使いやすいと感じました。
例えば豆を入れたらボタンひとつでグラインドできることとか、豆入れる部分の取り外しのしやすさとか。
底のシリコンクッションや、粉受けがマグネット式で軽く外せることも、使いやすいなと思います。
僕が実際に使ってみた様子はYouTubeに動画でもあげています。
動作音や動きなど確認したい方はぜひご覧になってみてください。
そんな、僕たちもおすすめのVaria EVOは、白と黒とシルバーの3色で全国に販売しています。
下記ページにてVaria EVOは販売中です!