Varia VS3 第2世代とVaria EVO 比較レビュー / 充電式と据え置き 使い方で選べる2台

こんにちは、LIGHT UP COFFEEの川野優馬です。
今回はVariaのグラインダー2台、VS3 第2世代EVOを比べて紹介します。

どちらもコニカル刃を採用した電動グラインダーで、エスプレッソからドリップまで幅広く対応できるモデルです。

実際に使ってみると、この2台はどう使うかによって役割がはっきり分かれているグラインダーだと感じました。

この記事では、
・設計の方向性
・サイズ感と使い勝手
・挽きの傾向と味の出方
を整理しながら、それぞれの良さをまとめていきます。

まずは比較表から

最初に、VS3とEVOの違いを表でまとめておきます。
全体像を把握したうえで、それぞれを順に見ていきます。

項目 Varia VS3 第2世代 Varia EVO
38mm コニカル刃 38mm コニカル刃(Hypernova Burr)
価格(税込) 52,800円 39,600円
対応レンジ エスプレッソ〜ドリップ エスプレッソ〜ドリップ
豆投入容量の目安 約30g 約30g
電源 AC電源 USB-C充電式
サイズ 約 幅147 × 奥行90 × 高さ310mm 約 直径64 × 高さ219mm
重さ 約3.5kg 約1.24kg
粉残り 非常に少ない(実測0.1g未満) 体感としてとても少なめ

Variaというブランドについて

Variaは、家庭用グラインダーの中でも
「挽き目の精度」と「実用性」をかなり現実的なラインでまとめてくるメーカーだと思っています。

VS3で評価されたポイントは、
・エスプレッソまで含めた挽き目レンジ
・粉残りの少なさ
・価格と性能のバランス

5万円台という価格の中で素晴らしい性能を打ち出してくれています。

EVOは、その考え方をそのまま持ち運び可能な形に落とし込んだモデルです。

Varia VS3 第2世代の特徴

VS3 第2世代は、「家で気軽に使う電動グラインダー」としてとても完成度が高いモデルです。
僕も家で2年ほどVS3を使ってきました。

据え置き前提の安定感

約3.5kgの重量があり、豆を挽くときに本体が動いたり、取り回しに気を使うことがほとんどありません。

コンパクトでシンプルなデザインも良く、キッチンや作業台に置いて、毎日同じ場所で使う前提のグラインダーとして、かなり扱いやすいです。

粉受けや豆入れの蓋などがマグネット式になっていたり、粉残りを空気で押し出すシリコンベローがついていたりと、便利な設計です。

粉残りが非常に少ない

実際に使っていて印象的なのが、粉残りの少なさです。

ドリップでもエスプレッソでも、
レシピ調整をするときに結果が追いやすく、
「さっきよりちょっと細かくした」がそのまま味に反映されやすい感覚があります。

味の傾向

コニカル刃らしく、甘さが出やすく、口当たりに厚みが出るタイプ。

ドリップでは、輪郭がやや丸く、質感のある味わいになりやすく、
日常的に飲むコーヒーとしてバランスが取りやすい印象です。

エスプレッソも対応しますが、
浅煎りのエスプレッソを中心に楽しみたい場合は、
トルクや余裕の点で、一段上のクラスの方が扱いやすいと感じる人もいるかもしれませんが、十分おいしくエスプレッソを楽しめることができました。

 

Varia EVOの特徴

EVOは、「持ち運べる電動グラインダー」という点がまず大きな特徴です。

ただし、実際に使ってみると、
単なるサブ機やアウトドア用、という印象にはならない、性能の良さがあります。

充電式という自由さ

USB-C充電式なので、コンセントの場所を気にせず使えるのは想像以上に快適です。

家のテーブル、オフィス、外出先。
置き場所を選ばず、どこでも同じように挽けるのはEVOならではです。

小型でも一杯分に余裕がある

コンパクトな見た目ですが、豆投入量は約30gと、一杯分には十分。

「一杯ずつ、しっかり挽く」という前提は、VS3と同じ思想で作られていると感じます。

挽き目の調整もとてもやりやすいです。

手回しと電動の切り替え

EVOは、電動だけでなく手回しにも切り替えられる構造です。

バッテリーが切れたときの保険としても使えますし、
あえてゆっくり挽きたいときに手回しを使う、という選択肢もあります。

味の傾向

こちらもコニカル刃らしく、
甘さと質感がしっかり出やすいタイプ。

サイズから想像するよりも、味の情報量が多く、質感もきちんと感じられます。

そもそも刃は、VS3の刃の上位互換であるHypernova Burrが標準搭載されています。

 

どちらが向いているか

Varia VS3 第2世代がおすすめな人

・家に据え置いて、毎日使う電動グラインダーを探している
・連続で何杯も淹れる可能性がある
・レシピ調整のしやすさや、粉残りの少なさを重視したい

Varia EVOがおすすめな人

・家でも外でも、同じクオリティで挽きたい
・充電式で、置き場所に縛られず使いたい

まとめ

VS3 第2世代とEVOは、性能の方向性が違うというより、「使うシーン」が違う2台です。

家の主力として安定感を取るならVS3。
場所を選ばず、どこでも同じ一杯を淹れたいならEVO。

どちらを選んでも、コニカル刃らしい甘さと質感を軸にした、満足度の高いコーヒーを楽しめると思います。

 

良い電動グラインダーで、よりおいしく手軽にコーヒーを楽しんでいきましょう。



Varia VS3を使ってみての詳細レビュー記事はこちら

Varia EVOを使ってみての詳細レビュー記事はこちら

Varia VS3とFellow Ode Gen2の比較レビュー記事はこちら

 

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